写真と文

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自己暗示

自己暗示とは、まあ、そうと意識せずとも、心構えみたいなものだろう。

やるからには、できなければならない。あなたにはそれができる。あなたはできるーー。

それなら、これまでの人生において、何度となく行ってきたことなのかもしれない。

しかし生気溢れる年頃ならば、勢いで達成していたものも、こう歳をとると?やる気っていうものはなかなか奮わないと出てこないのである。

これだと思うものには触手が働く。殊に知的好奇心が唆られるもの、それは主に本だったりするのだが、まあ広く捉えて読み物だ。洋の東西問わず、現代物から古文まで、興味は尽きない。

ここで少し話が飛躍するが、そのためには少なくとも英語がわからないと世界も広がらない。古文もまた然りなのだが、翻訳されたものには頭が下がる。しかしこれでよしとしない。下手に読むよりは、翻訳家の訳したものの方が信頼がおけたりするが、それとは別に実用的な意味でも、英語くらいわかっていないと心許ないのである。

元々幼少の頃から英語に興味を持った子だったのだが(その割に上達できていないのですが、、、)また英語の教材の他、ジュニア版の百科事典や大人向けの家庭百科なんかをよく開いて見てましたね。骨から内臓、筋肉、表皮までを透明フィルムで重ねてめくるようになっているものとか(男女二通り)、静脈と動脈を表した人体図とか、音楽が流れると頭の中にどのように流れていくだとか、そんな図を何度となく開いて見てました。

話が逸れましたが、今回載せた写真、これは、昨年の12月まで定期購読していたthe japantimes発行の週刊雑誌alphaという英字新聞みたいなものの1年分62冊を収めたもの。初めの内ブックスタンドに挟んで様になっていたものが、読むより溜まる方が早くなり、その内雑然としてきたので、今度は、電子ピアノに付属の四角い椅子の上へ移した。その後1年分そこへ置きっぱなしで、これ以上は溜められないと観念し、購読をストップした。週刊の一年分と言っても思ったよりも嵩高ではなく、まあ積み上げて、ざっと20cmといったところ。そこで、マガジンラックを買って、収めたのでした。分量もサイズもピッタリ。ほとんど読んでいないので、真っ新な状態です。色調も部屋の物と合い、ちょっとした飾り物となっているのだが、これに自己暗示をかけて、この一年をかけて、いやもっとできれば早いペースで消化しようとしているのでありました。またこれは今年の抱負の一つでもあるのでした。あなたには読める、絶対読める、、、。

一年前のものを順に読んでいくというのも乙なもの。もう3月だから、ピッチを上げないと追いつかない。そう気負ったところはないのだが、できそうだと思っているうちにやっておかないと。あなたには読める、絶対にーー。

 

寄稿者:とりこり

はてなブログ:アプリコットな日々

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