写真と文

誰でも参加自由。メンバーが共同で作る WEB 同人誌

フルハウス

私たちはときに、自分たちが参加しているゲームが、 多数決で決まることを忘れがちだ。 納得しがたい結果が導かれたとき、 ただ知性や正しさに訴えても仕方がない。 聡いと自覚する人から見れば愚かに映ることも、 過半数ならコンセンサスだ。論理も倫理も品…

図書館と税とマチアプとキッズと私

いま住んでいるところは、徒歩圏内に図書館がある。しかも複数ある。それを目的に選んだわけではないが、とてもいい環境だと思っている。編集長もよく図書館に行っておられるが、私も昨年、今の物件に移り住んでから、それまで以上によく図書館に通うように…

言わせなさいよ

我らが「写真と文」が、立ち上げ8か月にして停滞の危機に瀕しているという衝撃の言説に触れた。誠にショッキングである。いやいや、そんなバカな。これを「停滞」と言うのなら、そんなの最初からそうでしょうよ。 言わせなさいよ radiotalk.jp 先日、Sさん i…

自分が思っているほど、相手は自分を気にしちゃいない

というのは、無責任な気休めだと思う。なぜなら、自分が気にしてしまうタイプだからだ。 ただ、どんな対象についてもそうかと問われれば、決してそんなことはない。思考のリソースは有限なので、あらゆる事物に関心の根を張ることはできない。そういう意味で…

庭いじりをしたい

近頃、自分のやりたいインターネットは、「庭いじり」とかに近いのかなと考えることがある。 「庭いじり」という趣味は、「ガーデニング」や「家庭菜園」と比べると意味がちょっと広い。何かを育てるということよりも、庭という空間を自分好みにアレンジし、…

風呂キャン界隈の生態

少し前「風呂キャンセル界隈」というキーワードが話題になった。風呂に入るのが無理すぎてキャンセルしてしまう人たちのことを言うらしい。長いので「風呂キャン界隈」とも表現されている。 彼らが「キャンセル」に至る原因は様々であり、「苦手・嫌い」とい…

7割の力で生きている

起き抜けはさも元気いっぱいのように振る舞っているけれど、最近は、ちょっと慌ただしい午前中をやり過ごそうものなら、昼下がりには早々に果ててしまう。 だから仕方なく昼休みで補っているけど、夕方職場を離れるころにはまた、あやしくなっている。帰宅ま…

歯石

歯の定期健診に行った。 歯科衛生士のお姉さんにアレをアレされながら歯石を取ってもらったり、クリーニングをしてもらって、最後に歯科医のチェックを受けると、いつぶりだろうか、虫歯を指摘された。歯と歯の間あたりに、小さいのができ始めているらしい。…

今さら「ととのう」をやりたいあなたへ

サウナが流行っているらしい。 テレビや雑誌でも、よく話題を目にする。あの芸人やあのアイドル、向かいの席のあいつも、なんだっけアレ、そう、「ととのう」をやっている。健康にもいいなんて聞くし、最近はオシャレ化も進んで、若い女性にも人気なんだとか…

役立たずの自分でいい

漠然とした焦燥感と向き合ってきた。役立つ存在でなければ、そこにいることさえ許されないような気がして。 誰だって自分のことで精一杯だ。困っている人がいても、助ける余裕なんてない。 自分の身は自分で守れ── 手を差し出せない現実を正当化するために、…