写真と文

誰でも参加自由。メンバーが共同で作る WEB 同人誌

言わせなさいよ

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我らが「写真と文」が、立ち上げ8か月にして停滞の危機に瀕しているという衝撃の言説に触れた。誠にショッキングである。いやいや、そんなバカな。これを「停滞」と言うのなら、そんなの最初からそうでしょうよ。

言わせなさいよ

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先日、Sさん id:odanoura の「ですね。radio」において、我らが編集長カラーひよこさん id:color-hiyoko 、ほし氏さん id:star-watch0705 との対談収録が公開されまして、相当な関心を持って聴かせてもらったわけです。 いやあ、面白かったですねえ。

hiyokomagazine.hatenablog.com

で、ほし氏さんによる8月の編集後記も出まして、ご意見どうぞ、ときましたからね。いろいろ思うところもあったので、柄にもなくいっちょ噛みさせていただこうと、キーボードに向かっているわけです。

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ちなみに私はこれまで、「写真と文」の運営面にはまったく関与しておらず、ただ原稿を捧げてきた立場です。アクセス数とかもよく分かってないですし、運営を含む寄稿者のどなたとも、個人的な面識はありません。そういう立場でものを書いてみます。

これからいろいろ書きますが、私が指摘したいのはただ1点「【毎月投稿】のルールどこいったん?」です。

言わせなさいよ

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Sさんが以前「大所帯でやってくならはっきり書いておかなきゃ」「決めないなら決めないでいいから、決めないと書くべき」なんて指摘したのあったじゃないですか。

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それで、明文化されていないルールも少しずつ定義されたりとかして、ずいぶん良くなったと思うんですね。あれ良かったすよね。

hiyokomagazine.hatenablog.com

でもそんな当時に至る前から、4つだけ「ルール」が掲げられていることを、皆さんもご存知のはずです。

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寄稿に際しての主なルール

  • オリジナルの未発表原稿であること
  • 本人撮影の写真を1枚付けること(自分で制作したイラスト・漫画等も可)
  • 1記事1本で完結していること(オチや結論みたいなものが無くても構いません)
  • 原則、1ヶ月に1本のペースで投稿できること(もちろん毎週・隔週連載も歓迎)

これ、いつの間にか無効化されてるんですかね?今も有効ですよね?

hiyokomagazine.hatenablog.com

件の対談の中でも「もう投稿メンバーは固定化されていってしまっていて、今や毎月投稿を維持できているのは数えたら5人しかいないんですよハッハー」的な話があったんですよ。収録では5人のお名前も読み上げられています。続けられていて素晴らしいですね。

 

…ていうかさ!!!俺も毎月投稿してんだけど!!!名前呼ばれてねえし!!!2月に誘われてから毎月休まず投稿してんだろ!!!俺にも皆勤賞くれよ!!!このひよこめ!!!!ひよこめ!!!ひよこめが!!!(注:愛情表現(スキンシップ)です。)
(あとカウントの仕方が違ってたらごめんなさい。)

 

…いやね、春先ごろまで投稿が活発で盛り上がっていたことは確かだと思うんですよ。そこから比べれば、いま少しトーンダウンしちゃってるのも事実かなと思います。全体の投稿ペースそのものが減ってるわけですからね。対談でもそういうことになっていました。

だけどね、一人ひとりちゃんと見ていくと、けっこう早い段階で「毎月」からドロップアウトしている人が多い。後から持ち直している人もいますけど、個々の粒では最初から「停滞」しているパターンが多いわけです。

ただ春先までは、それ以上に新規の寄稿者をたくさん迎え入れていたので、ブログ全体の投稿サイクルは回っていた。つまり、新規の方が代わる代わる入ってきてくださることで、見かけ上の盛り上がりを維持していた。冒頭、 「最初からそうでしょう」と書いたのは、そういうことです。

今はいったん、新たな勧誘活動をほとんどやめておられると思うので、そりゃ当時と比べれば活気がなくなっているという、それだけのことかと思います。

もちろん、その時期が早期に訪れてしまいやすい要因のひとつとして、ほし氏さんが言っていた、「ブログのゴール」の不存在みたいなものもあるとは思います。それはそれとして。

言わせなさいよ

個々の寄稿者が「毎月」からドロップアウトし始めたとき、運営は、あるいはブログ総体としては、停滞している人たちの尻をちゃんと叩いたり、救いの手を差し伸べたり、ルールの方を見直したりしていたのか?とは思います。自分自身の反省としても、グループ?サークル?としての一体感って、なかったじゃないですか。

きっと多くのケースにおいては、今月休みます、的な申告もないままなだったんじゃないでしょうか。あるいは運営としても、◯日連続で投稿できた!の裏で、今月投稿できなかったのは誰かといったことは、把握できていなかったのではないでしょうか。

仮に把握できていたとして、そこをこまめにフォローするというのはそれなりにコストだし、対象とする相手も人間なので気を遣うしで、現実問題ケアできたのかというと、ちょっと分かりませんが。

もちろん、「原則」とあるように、例外もあっていいと思うんですよ。しばらく書けないことだってあるじゃないですか。大人だし。

たとえばそれこそ会社なら、(それ自体がどうかは別として)風邪をひいたりしてもすぐ休めたりしますよね。あるいは長期の休暇を取っても、引き継ぎ先の同僚が穴を埋めてくれたりする。個人事業だとそう簡単にはいかない。補い合えることは「みんなで作る」ことのメリットだし、組織として継続するための重要な機能だと思うんです。

言わせなさいよ

でも例外はあくまで例外としておかないと。だってルールとして書いてあるんでしょ?そのことに対するバイオレーションを放置・黙認することは、次の投稿を待つ読者に対しても不誠実じゃないかなって。

あと対談の中でも「「写真と文」に寄稿していることによって、メインブログへの還流が~」「おトクだと思えないと~」みたいな話も出てたと思うんですけど、それこそ現状ママじゃフリーライドじゃんとか、そこんとこどうすかね。

ごく個人的な体感としては、残念ながら今の「写真と文」側からの流入はほぼないので、タダ乗りズルい!とか全く思わないですけど、でもそうだな、寄稿者一覧で投稿ゼロの方のお名前の隣にずーっと「New!」って付けて目立たせてるのはどうよ?とかは思っちゃいますね。いろんなご事情があるんでしょうけど、どっちかっていうと運営マターかと思います。

ちなみに、私はどうしても書けなくなったら潔く抜けるつもりです。もっとも、今のまま内容や文字数の制約が課されないうちは「うんこなう。」でも続けるマインドでジョインしてたんですがね。

言わせなさいよ

かつてSさんが指摘した「ルールが明文化されていない」ということも問題だったと思うのですが、個人的には「ルールが形骸化している」というのも大きな問題かなと思っています。 

「ポイ捨て禁止!」の看板の前にゴミの山ができているとき、その山の上に自分の空き缶1つ足しちゃう人の心理、自分は分かるので、だからこそ。

指摘としては1つのポイントに絞らせてもらいましたが、指摘だけで終わるのもどうかと思うので、改善ポイントと方向性の案は示したい。案ね。あくまで。

投稿ペースのルール再定義

参加する意味があり、かつ一定の互恵関係が生じ、しかもルールが崩壊しない程度の投稿ペースを再設定する必要があると思います。

正直なところ、個人的には今のまま「毎月投稿」が一番分かりやすくて、寄稿者の規模から考えてもベストかと思いますが、もっと長い間隔の方がありがたいという人なんかもいると思います。

ただ、まあ隔月くらいならいいと思いますが、いたずらに延ばしちゃうと、すでにペース速い人は速いままでしょうから、後述のとおり新しい人を入れていかないと、岩田夢雲さん id:gundamoon の無双傾向はもっと加速しそう。個人的には歓迎ですが。

寄稿者の投稿ペースの管理

いったん運営レベルで把握できてればいいかなと。ただ再定義したルールの運用状況をゆるくモニタリングして、やっぱフォローしていく必要はあるんじゃないすかね。ルールそのものの見直しもできなくなっちゃうので。

ケツ叩くとか書きましたけど、「どしたん話聞こうか」でいいと思うんですよ。それでも嫌われ役かもしれませんが。

だけど「うんこなう」でええんやで、のひと言で筆が進む人もいると思います。知らんけど。(ほんとに「うんこなう」でいいのだろうか。)

継続的な新陳代謝の促進

再定義したルール下で一緒にやってくれる人を、当面はまた継続的に勧誘する必要があるんじゃないですかね。

個人的には合流当時、毎日投稿を目指すという点に魅力を感じていたし、それができていた頃は盛り上がりを感じていた。だから、やっぱり多少スキップが発生しても毎日回せるくらいの協力者が集められるといいなと思っています。

なお偉そうに言ってますが、私はいまここ以外のブログ界隈に知り合いがいないので、提供できるコネクションはありません。本当にごめんなさい。

あと休載制度を設けるといいと思います。一時的にお休みしているということが分かるように。本人の意思として利用するのが理想的な形ですが、運営がタオルを投げるような形でもいいでしょう。

さらに条件によってはいったん抜けてもらうとか。具体的には、ずっと連絡ないとか、休載が◯か月以上連続しちゃうとか、復帰見通しがつかないとか、そういう感じ。

もちろん、いろんな事情があると思うので、一定の貢献を認める意味で卒業という形を取ったり、何かしらの事情を考慮して再加入を認めてもいいと思います。

ただ排除したいとかそういうわけじゃないんですけど、練習にも来ないし部費も払わない先輩たちが、内輪でただ駄弁ってるだけの部室に、新しい入部希望者が来るんすかね?とは思います。まして読者来ないでしょ。

生意気すんません

正直、私からすればオフ会とかはどうでもいいですね。今も会ってる人たちは会ってるようですし、好きにされればよろしい。それに、先に述べた一体感の醸成には少しくらいは役立つ側面もあるでしょう。(ただどうせ東京でしょ?)

お題を提示する、という案は悪くないと思うんですけど、1つのブログでやるわけですから、お題の意味付けや抽象度をうまくコントロールしないと、かえって書ける人が限られちゃったり、ネタ被りで書きにくい、なんてことも起きそう。

ただ、各々が投稿しているばかりでコミュニケーションが発生していない、コミュニティ感に乏しい、ということは確かに少し思うので、互助会ライクでアレな向きもあるかもしれませんが、もちょっとコメントとか露出とかし合ってもいいような気はしています。自分への戒めも含めてね。

好き放題書いたけど、そんな感じ。

書いた人

id:pochin_pudding(ぽちん): ずばり

note: pochin_pudding

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