今朝の夏ペダル全力上り坂
山人
わたしの今年の誕生日の朝にX（旧Twitter）にPostしました。上り坂に怯まずぐいぐいとペダルを踏んで前に進んでいくぞ！という青臭い決意を表明した句です(^_^;
ところで、五七五がそれぞれ切れた形になっている句を三段切れと言います。たった十七音の句がぶつりぶつりと切れてしまっているので、どちらかというと避けるべき形とされているようです。
一方で「目には青葉山時鳥はつ鰹」（山口素堂）のように、あえて単語のみを並べ、動詞を使わない構成にして、成功している俳句もあります。拙句もこの形式をとっていますが、成功しているかどうかは分かりません、、、
「今朝の夏」が夏の季語です。立夏の日の朝。今朝から夏になったという思いを表しています。ちなみに今年の立夏は５月５日から５月１９日までの期間でした。あ、ついでに、わたしの誕生日は５月２１日でした。同様の意味合いで、今朝の春、今朝の秋、今朝の冬という季語もあります。
写真は以前わたしが住んでいた街の坂道です（今年の初めにここから引っ越しました）。通勤の朝はこの坂を下って駅に向かい、帰りはここを登っていました。あまりの急斜面で、後ろ向きになって登っていく人やジグザグに登っていく人をよく見かけました。雪の朝は転倒する人続出でした。尻もちなどつくと数メートルは滑落します。
俳句では自転車を全力で漕ぐと詠んでいますが、この写真はあくまでもイメージです。この坂を自転車漕いで登っていく人など見たことないです。
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執筆者（山猫🐾、山人）
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