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フリーランスのお仕事は雪だるま式│はてなブログからライターになった私

はてなブログで記事を書いていたら、フリーランスのライターになった「UM@(ゆ~ま)」です。

今回の記事ではフリーランスの仕事のおもしろさを、フリーランス2年目の新人の私がまとめてみました。

 

最初に簡単に自己紹介をして、その後にフリーランスと会社員を私的に比較しながらフリーランスのおもしろさを伝えたいと思います。

 

はてなブログからライターになった私の自己紹介(飛ばしても大丈夫です)

経理として8年会社に務めた後に、フリーランスとなりました。

契機となったのは、はてなブログの立ち上げです。

 

2020年に「チェア活!」というチェアリングを主題にしたブログを書き始めました。

チェアリングとは、椅子だけでアウトドアを楽しむ遊びです。

当時は本当にマイナーな言葉で、Twitterを見ていても1日に数件しかチェアリングに関する投稿はありませんでした。

 

お金も時間もかけずに、身近な場所でもアウトドアを楽しめるすばらしい趣味だ!もっとたくさんの人に知って欲しい」と思った私は、ネット上での発信もほとんどしたことがない中で記事をどんどんアップしていきました。

 

すると「ZIP!」の出演→じゃらんニュースへの寄稿など、色んな頼まれごとをされるようになりました。

この時の「チェア活!」の読者数は40人ほど、1日のPVは50ほどだったと思うので、本当に小さいブログでした。

そんな中でも、GoogleやTwitterのチェアリング関連のワードではトップだったので、そこからお声がけ頂いたんだと思います。

 

これを狙ってやっていた訳ではないので、本当に"ご縁!"という感じです。

もし再現性があるとすれば、ブルーオーシャンで本気で泳ぐですかね。

自分がおもしろいと感じることは他の人にも刺さる可能性が高いので、世の中でまだあまり知られていないことで、自分が本当に楽しめることを発信すると"ご縁!"があるかもしれないです。

 

そんなこんなで、気づいたら色々な繋がりができたり、副業としていくつかのお仕事をさせてもらえるようになり、気づけばフリーランスとして色々なお仕事を受注しながら働くようになりました。

 

本筋の前に簡単に自己紹介をさせて頂きました。

次にそんな私が感じる、フリーランスの仕事のおもしろさをお伝えします。

 

フリーランスのお仕事は雪だるま式

「フリーランスになってどう?」と良く質問されます。

この質問にはいつも同じような答え方をしています。

 

会社員はリソースを使うことが大切、フリーランスはリソースを増やすことが大切」です。

 

会社員時代を思い返すと、当時はわからなかったけれど本当に潤沢なリソースがあったんだなぁと感じます。

デスク、PC、セキュリティソフト、基盤システム、ホームページ、専門書、コーヒー、ボールペン、同じ部門の人、違う部門の人、先輩、後輩、総務部、経理部、営業部、顧客、税理士、弁護士などなど。

今の私はすべてこれらを自分で調達したり、やったりしないといけません。

 

ある程度大きな会社が持っているリソースの潤沢さは、フリーランスの身からしたら本当に羨ましいです。

これらのリソースをしっかり活用して、自分の専門的な役割を果たすことが会社員なのかなぁと感じます。

 

例えばすぐ近くの席には同じ/違った専門性を持つ人がいますよね。

そういう人とすぐに、しかも同じ会社なら心理的なハードルも低い中で、話を聞いて、日常的に自分の引き出しを増やせるのは本当に素晴らしいことです。

 

今の私にとって、日常的に人から話を話を聞きだすためのハードルは、確実に高くなりました。

 

フリーランスになるととにかくリソースがありません。

デスク、PC、セキュリティソフト、基盤システム、ホームページ、専門書、コーヒー、ボールペン、同じ部門の人、違う部門の人、先輩、後輩、総務部、経理部、営業部、顧客、税理士、弁護士などなど。

今の私はすべてこれらを自分で調達したり、やったりしないといけません。

 

最初は本当に小さな雪玉を大きくしていく様に、雪だるま式にどんどんリソースを蓄えていく必要があります。

仕事や事務処理のスキル、ポートフォリオ、SNS、コネクションなど必要なものは本当に幅広いです。

 

一つ仕事を頑張れば、お金が増えたり、ポートフォリオが増えたり、コネクションが増えたり、次の仕事に繋がったりします。

もちろんリソースを活用する面もありますが、意識的には"増やす"の方が強いです。

 

また、いうならばこの雪だるまは自分だけのものなので、頑張りがいもあり、どんな雪だるまにするのかも自分次第です。

大きさも見た目も、自分がすべて決めて、自分がすべて作っていくのです。

 

ここら辺がフリーランスのおもしろさなのかなぁと感じています。

これにおもしろさややりがいを長く感じれる人は向いているかもしれないですね。

 

小さな雪玉だったはずの私の雪だるまも、この2年でだいぶ大きくなりました。

そうするとできる仕事の幅も広がって、毎日次はどんなことをしようか考えています。

将来への不安もありますが、雪だるま式を意識して続けていけば何とかなるんじゃないかと気楽にも考えています。

 

改めてですが、

  • 会社員はリソースを使うことが大切、フリーランスはリソースを増やすことが大切
  • 自分のために雪だるま式にリソースを大きくするのがフリーランスのおもしろさ

という記事でした。

 

どちらがいいという訳ではなく、今の私が感じたままを書き記してみました。

この記事もまた私の雪だるまの一部となるのかもしれません。

 

【自己紹介】
これまで買った折りたたみ椅子は20脚以上、毎週首都圏各地でチェアリングをしている半旅人のフリーライター。
「家が狭い」「家賃が高い」「自然が少ない」東京エリアで公共空間の活用を実践しています。

【メディアへの出演】
日本テレビ『ZIP!』とFM愛媛『ひめキャン★』のチェアリング特集に出演、『じゃらんニュース』と『LIFE LIST』で執筆中。

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