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椅子1つでできる「チェアリング」で「おじキャン△」事始め

早桜の頃、近所の都立公園でお花見をしてきた。

この日に公共の場所で初お披露目となったギアがこちら。

折りたたみ式のバケットチェア。

これに腰掛けてお花見である。「チェアリング」というやつだ。

購入したのはもう1年以上前になるだろうか。

試しに一度組み立ててみただけで押入れの肥やしと化していたのだけれど、もーいい加減、「チェアリング実戦デビュー」をするにはこのタイミングしか無いな・・と。

座って腰を落ち着けるために重い腰をようやくと上げたのであった。

このバケットチェア、設営はかかっても1分程度なのであるが、それすら面倒くさがる性分で・・。しかしながら、これ以上となく敷居の低いアウトドア趣味である。

・・が、しばし椅子から桜を眺めて、持ってきた桜餅などを食べると早くも手持ち無沙汰に(バイクだったので飲めない)。。

(これがチェアリングか・・でも一体、何をすればいいのだろうか??)

「何もしないをする」のだ。それこそが、現代の都会に住む大人の優雅な嗜み・・。

けれども予想していた通り、こういう場所で一つ所にじっとしていられない性分であった。。

持ってきたアウトドア雑誌をパラパラとめくってみたりしたものの、2分も経たずにカメラ片手にウロウロと歩き回りたい多動衝動が・・。

そんな訳で自分には、折りたたみチェア一つで完結してしまうこの「チェアリング」という趣味には今ひとつの物足りなさもあったのだけれど、結構上質なタイプのチェア(お洒落ブランド・限定生産・難燃性素材)を買ってしまって後の祭りであるし、この究極のミニマルなスタイルから「焚き火」「アウトドア料理」「テント泊」・・いわゆる王道の「キャンプ遊び」へ足し算して繋げていきたいものである(だからそれが難易度高いんだってばw)。


そう云えば、この同人ブログで「日本チェアリング界の第一人者」とも呼べる UM@ さんに寄稿して頂いていたのだった。

「チェアリング」なる言葉とムーブメントは、何かの雑誌か冊子で紹介されていたのを見て初めて知った。

で、「これなら簡単そうだし、おいらにもできるかも」と興味を持ったんだよね(← できてねーし)。

もしかするとその雑誌で読んだのは UM@ さんの記事だったのかもしれない(このブログは「同人誌」と謳っているからして、募集しているライターさんはアマチュアの書き手の方限定なのですが、プロのライターなのにお誘いしてしまってすみません!)。

ちなみに本記事で私が使用している LOGOS 製のこのチェアは個人的にはおすすめしない(よく分からず、背中のロゴとカラーリングの見た目で選んだ)。

脚のパイプ部分の構造なのか素材なのか、重くて現地へ運ぶまでが難儀なのだ。
500 ml のペットボトル1本分を下回る軽量モデルもある中、どう考えても2kg 以上あるこやつはせっかくのチェアリングの気軽さをそれだけでかなり損ねてしまうのだ。
ソロ系の野外遊びにはそれこそグラム単位で「軽くある事」が正義よな・・と気付かされた次第。

それにしてもすっかり春めいて、活動的な季節になった。次は「焚き火台」を手に入れてファイヤーしたいアウトドア初心者であった。

「おじキャン△計画」始動、である。

寄稿:カラーひよこ

X:@colorhiyokoma

釣りもいいよ NE 🎣🐤(そちらも道具だけ買って押入れに眠る・・)

今週のお題「外でしたいこと」