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宇宙のパンを食べた。

 

前回、宇宙羊羹を食べてみたところ、あまりにもただの羊羹であったという感想を書きました。

hiyokomagazine.hatenablog.com


その後、また宇宙食を仕入れてきましたので、早速レビューをしていきたいと思います。今回は「宇宙のパン」です。

 

 

ちなみに、宇宙食をどこで入手したかなどは前回の記事に書かれているのですが、改めて紹介すると、福島県福島市のとある場所に「UFOふれあい館」という、宇宙の神秘を学ぶのに適した施設があり、そこの土産屋さんで宇宙食を購入できます。私はこの宇宙食特集を、お土産屋さんの宇宙食を食らい尽くすまでやる所存です。宇宙食を暴食する。

 

ところでその「UFOふれあい館」なる施設の入り口はこんな感じ。入場料大人400円。小中学生200円。小学生以下タダ。この料金は施設2階にある入浴場と休憩室の利用料金込みです。宇宙の知識を学んで意識を改革したのち、風呂に入って汗を流して帰る。完璧な休日をクリエイトできる。

 

UFOふれあい館についてはそのうちちゃんと記事を書くと思います。あくまで今回の主役は宇宙パン。サクサクいきましょう。ラベルはこんな感じ。原材料が多くて目が滑る。前回紹介した宇宙羊羹の製造メーカーは、パン祭りでお馴染みの「ヤマザキ」でしたが、この宇宙パンは、非常食用缶入りパン製造で実績のある「パンのアキモト」なのがまた適材適所的な印象。


 

開封。

 

 

中身を確認。意外とみっちり詰まっており、ちゃんと自立します。重力があるからできること。宇宙ではこれがぷわぁ〜んと漂って、あっちいったりこっちいったりするわけです。

 

皿に置いてみました。あなたが深夜に帰宅し、宇宙パンがこうしてテーブルに置いてあり、「今日もお疲れさま。夕飯です」と書いてあるメモが置いてあったらどう思いますか。私なら二度と立ち上がることができないだろう。

 

勢いで真ん中からちぎってみてから、早速試食。香りもよく、意外としっとりとした食感。そして、けっこう甘いです。菓子パンっぽい甘さですね。これ単体で完結している味で、ここに具を挟むとかそういう類のものではない。まあ宇宙でそんなことやるのは大変でしょうし。

 

半分食べ終えた後、なんとなくですが、少し焼きを入れてみることにしました。220度で10分間オーブンにかけてみる。

 

するとこうなりました。クッキーを焼いたあとのような、甘く香ばしい匂いが部屋中に漂います。食べてみると、焼く前とは食感が一変。サクサクとした軽快な食べ応えになりました。渋めのコーヒーなんかと一緒に食べると幸せになれそうです。

 

 

この「宇宙のパン」は、製造日から約一年間の長期保存が可能なようです。長期保存の大敵である、水分を含んだソフトな食感を長く保つことができるのは流石ですね。これから行楽シーズンになりますし、皆様も是非この「宇宙のパン」を持参して、海や山へと繰り出してみてはいかがでしょうか🛸

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寄稿:ほし氏


口から出まかせ日記【表】

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