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翼授かる岐阜旅行

岐阜公園の入り口

2024年の10月4日~6日にかけて、ぶらり岐阜一人旅に行って来た。

有名な飛騨高山とか、白川郷、下呂温泉などのエリアがある岐阜県だけれど、私が行ったのは何故か岐阜の県庁所在地、岐阜市。

正直最初は岐阜市に何があるとか全然わかっていなかったけれど、調べて旅程を組んで実際に行ってみたら、とっても楽しかった!

 

写真を上げた岐阜公園、そのほど近くにある金華山ロープウェイ、金華山にそびえる岐阜城。更には美術品を見るのが好きなので岐阜美術館も見て来た(オディロン・ルドン展、山本芳翠展をやっていた)。

観光名所を巡るのはもちろん楽しかったが、知らない街、知らない道をドライブするという行為そのものが新鮮で面白く、終始充実した一人旅となった。

 

普段と違う環境だと、普段と違うことを考える。

ホテルの客室に飾られていた絵を見て、絵を壁に飾り癒されるという太古からある文化に基づけば、オタクが萌えイラストのタペストリーを自室の壁に飾るのはごく自然なことなのかも知れない……と考えたり。

段々歳を重ね様々な旅を経験したお陰か、自分も旅の荷物の扱い方がシステム化され客室を美しく保てるようになったな……人とはあらゆる方向に成長曲線を描くんものなんだ、無限の可能性の塊なんだ……とか。

 

終始こんなどうでもいい事を考えていたが、一番考えたというか感動したことがある。

 

私の居住エリアは新潟県であるが、新潟県からここ岐阜県岐阜市までアスファルトで綺麗に作られた道が繋がってるの、冷静に考えたらすごくない!? ということだ。

それすなわち、車一台、自転車一台、いや最悪何かしら移動できる足さえあれば道が繋がっている日本国内ならどこでも行けるということなのだ!(あたりまえ体操)

 

最近日本という国ってなんだか危ういなぁとか思うことが多いんだけど、過去にこうしてコツコツと弛まず道や街を作ってきた先人達の技術力とか辛抱強さみたいなものは本当にすごいと思った。いや日本人ヤバいてしかし。

 

なんか日本国について一瞬思いを巡らせちゃったけど、一番言いたいのは、行こうと思えば我々はどこにでも行ける。これ自体もうすごいよね! ということだ。

行こうと思えばどこにでも行ける環境に住んでいたんだ。このことに気付けたというのは自分の視野を大きく広げることになった。なんだか、ここにしか居ることが出来ないのだという程思い詰めていたわけではないけれど、どこにでも行けるという気持ちは不思議と私の心を軽くした。これが翼を授けるってことなのか、レ〇ドブル(飲んでない)。

 

これまでも何度か一人旅はしてきたけれど、今回は不思議とそこに気付くに至った。

多分調子が良かったんだろう。

 

新潟県から岐阜市まで片道およそ6時間超の運転をしたので、それから平日の仕事が中々疲れが出て大変ではあったけれど、いい気付きも得られて素敵な旅路になった。

 

また、旅に出よう。

新しい視点を見つける旅に!

 

 

読んでくださりありがとうございました。

 

 

書いた人▶▶▶あけみダイナミック

10月から始まるアニメ見たいの多すぎ~大杉小杉に中継ぎリリーフ(?)。

X - @akemi_0615

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