マーキングのような演出がある。連写機能みたいな見せ方。
今回のそれは、ひし形?
✕(バツ)印を表現したものなのか?
最後までわかることはなかったが菱形は終幕にも登場した。
そのキャラクターを映えさせる効果があるのか暗闇に立たせスポットライトが連続的に当たる【品川ピエロ】
香り、匂い、臭はなんのキーワードだったんだろう。解けず、終わりを迎えた。
ある程度は説けるかなと挑んで観たが複雑で紐解けずエンドロール。最後、10分は思惑と違った魅せ方ではないかなと(個人的に…)疑問を持ったが原作を読んでいない手前仕方がない。
終始、【黒島結菜】が巧いと感じた。メイクも助走してか年齢を操ることは簡単ではない。心理戦は勿論、脚本あってのことだが観る側を引き込むときはそれぞれ違う。夏目アラタに惹かれる予想は外れ【品川ピエロ】は深みがあったのではないだろうか。
香りで結んだ線。
菱形で繋がる関係。
余談、エンドロールにクレジットされた照明「泉谷しげる」は他の作品でも目にしたことがあるが、あの泉谷しげるさんと同姓同名なだけだろうか。エンディングの曲はオリヴィア・ロドリゴが流れ、スクリーンの右端に、縦書きに、歌詞の字幕が表示されていた。【ヴァンパイア】
意外にもそれはマッチしていた。
寄稿者:TaNuma