ソロキャンプにスキを見つけては行きます。世間ではもうキャンプブームも下火になったという話も聞くけれど、行きつけのキャンプ場では、まだ土日は予約が入っていることが多いように思えます。とはいえ冬は寒いですからね…
近年、『ゆるキャン』などのおかげで、ソロキャンプが変人の嗜みというわけではなくなりました。さてソロキャンプ、家族持ちにはちょうどいいアクティビティだと思っています。旦那さんが一人で、妻と子どもをおいて例えば草津に温泉、なんてなかなかないでしょうが、簡単な装備でちょっとソロキャンプに、なんていうとあまり羨ましがられず、するっと行かせてくれたりもします。
最低限揃えたい装備などは、ほかの詳しい方の記事に譲るとして、ここではいかにソロキャンプのハードルを下げられるか、を突き詰められれば、と考えます。
こと自分のケースですと、レジャーとしてキャンプに向かうときには、車を2時間近く走らせて渓谷まで行って、おそらくみなさんがイメージする通りのキャンプを楽しみます。ただ、なかなか日ごろの趣味としては定着しない。
ということで、私の場合、自分の家から車で20分程度、人口7万人程度の市の中の、利用料金一泊500円で利用できる公営の野外活動場を探してみました。灯台下暗しとはよく言ったもので、探してみると案外このような場所もあったりします。夕暮れに500円チェックインし、薪を用意し、道すがらのスーパーで(家族に内緒で)購入した2000円の和牛を焼き(もちろん安くあげたければ焼き鳥の缶詰を火で温めてもよし)、私は酒が飲めないのでゆっくりぼんやり夜を過ごした後は、朝早めにおきて、ホットサンドでも作りながらコーヒーでも淹れて、ちゃっちゃと撤収。うまくいけば家族が起きる前に家に着いてしまう(もちろんのんびり帰ったって朝の10時前です)。洗い物や洗濯物は家族のものと一緒に自分がやりましょう。
夜一人でどうするのよ、って、デジタルデトックスを強いられる必要はありません。スマホやタブレットでダウンロードしておいた映画を、テントの中で見ながら寝落ちしてもいいじゃないですか(イヤホンでお願いします)。
今やソロテントも、とてもしっかりしたものがワークマン等で5000円前後で手に入る時代です。初期投資も、こだわらなければお小遣いの範囲でカバーできると思います。ここまで下がったソロキャンプのハードル、ブームが落ち着いた今だからこそ試してみてもよいかもしれません。
ちゅうじろう @Green_Puukko