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気づき

これはあくまでも持論だが、必要なスキルとは何かと訊かれば真っ先に浮かぶのは気づける力だと思う。


すべてのことがらに言えるのだが、気づいていれば済んだという事はある。気づいていないからこそ、様々なトラブルが巻き起こると言っても過言ではない。


例えば、ミスと言えてしまうもの全てにおいて、その原因になるものに気づいていれば回避できたはずだ。


確認を怠ったというケースも、おかしいと言える箇所に、事柄に、最初から気づいてさえいればいいわけなのだから。


こう言うと必ず返ってくる言葉は「でもさ、気づいてても何もできないこともあるじゃん」である。


確かにそうなのかもしれない。凶暴な男が暴れながら女性を襲っていたとして、体が強張って何もできないこともあるかもしれない。


たがそれは同時に気づいていないとも言えてしまう。このまま見ているだけでは大変なことになるということを。想像している以上に後々残るほどのことになるということを。何もしないままいたという自分の行動を自分でいつまでも考えてしまうということを。


大声を出す、助けを呼ぶ。凶暴な男と戦わなくても、その時の自分にできる何かがあるはずだ。それに気づけるかということなのだ。


残念ながらこの「気づき」という能力は簡単に手に入らない。まるで選ばれたもののみに与えられた才能とも言えてしまうくらいにできない人間は多い。


「じゃあ無理じゃん」そう鼻糞がカッサカサの寝起きの口臭が生ゴミを集めた袋の底辺に溜まっている何かと何かを訳のわからない配合で調合した世界の汚物図鑑に載っていそうな見知らぬ液体の爆臭みたいなお前らは思うだろう。


いや、ごめん謝るからきざみ海苔と一緒に100匹分のGの触覚混ぜて送ってくるのやめてください!

 

そんな話はどうでも良くて


とにかく気づきの能力を持っている人間は少ないが、持てないわけではない。持とうとしないから持てないわけだ。


当たり前だが気づきに限らず能力を得るのは簡単ではない。昨日今日で習得できるわけはない。自らの能力を簡単には変えられないのだから。


ではどうするのか?


実は簡単に変えられるものがある。それは意識だ。そうこれを読んでいるこの瞬間から意識は変えることができる。


如何に気づこうとしているかが問題なのだ。何かないのか、問題はないか、つまり異常はないのかと。


多くの人は気づけないのではなく、気づこうとしていない。周りに意識を向けていない。だからこそ変化に気づけない。すなわち異常に気づけないのだ。


だからこそ、日々、気づこうと意識すれば、物事は間違いなくうまく進んでいく。それを繰り返し行っていれば気づける能力として備わるのだ。

 

雨降るのかな…


起きた。



何やらおかしい。早速だが気づきの能力が発動した。カーテンからこぼれる朝日に異変を感じ、すぐさまスマホを見る。驚愕。自分でも聞いたことのない「ふ」と「へ」の隙間みたいな声を出していた。


結論を言えば寝坊した。しかも今日は出張する日だ。瞬時に準備にかかるであろう時間を推測し、食事をしないことを決めた。これもある種の気づきの能力だ。どうすれば良いのかどうなるのか、瞬時に判断できる自分がたまらない。


急いで歯を磨く。磨きながらこれからの準備を考えていた。


着替えは昨日のうちにカバンに入れているし、必要な書類も間違いなく入れている。そうだサプリメントを用意してなかった。充電コード類もまとめてない。そうか、これらも前の日にやっておけばもっと楽になるな。


歯を磨きながらも気づきの能力は止まらない。


あとはこれから顔を洗い髪を整え着替えれば問題ない。


着替え終わり駅までの時間を逆算し間に合う時間に家を出る。もう寝坊というハンデは解消していた。なんなら食事できたよなとも感じるほど余裕を持てた。当初の予定取り。

 

朝早いと乗ってねーよな


今こうして新幹線の中でこれを書いている。いや、打ち込んている。


何が言いたいか?気づこうと意識している皆さんならおわかりだろう。


そうだ

 

 

最初からちゃんと起きてればなんの問題もないのだ。


ぐはっ

 

ちゃん早寝早起きしよう


ですね。

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