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子供の運動会で大いに感動してしまった母

引用:カラーひよこのブログ

(☝ひよこ編集長手作りお弁当です!)

 

 

某月某日、子供が通う小学校で「運動会」が開催されました!

雨で中止になったり、振替日も雨になったりと紆余曲折の末、曇りの日にようやく無事に開催されました(平日だったのでお父さんの出席率は低し!)

 

結論から言えば、子供の運動会でここまで感動するとは思いませんでした。

コロナがきっかけで運動会が午前中開催になっても、凄く迫力でした。

では、ここから運動会を振り返ります。

 

 

自分の子供が出場する「徒競走」においては、最終レースでの出場でした。

出場児童を確認すると、子供といつも一緒に遊んでいる子がいるじゃないですか!

まさか「仲良しのあの子」と走ることになるとは想像もしていませんでした。
(聞いてねえよ!まさに青天の霹靂)

どっちも頑張ってほしい・・・どっちも頑張れ!と願いながらレースを見ていると、圧倒的にあの子が強かった。

このレースを機会にもっと陸上の修行に励んでくれることを願う母です。

 

そして、感動の嵐はここから!

1年生の「玉入れ」

もうみんな可愛い!あなたたちはそこで可愛く玉入れをしているだけで全員優勝!子供が1年生だったころを思い出し、涙ぐむ。

 

2年生の「縄跳びの演技」

縄跳び苦手だったね。よく当日まで頑張ったね。2年生は私が知っている児童も多くいます。普段、あの子(徒競走のレースで一緒だった子)と一緒にふざけているのに、本番当日はこんなに真剣な顔をするのかと涙ぐむ。

 

3年生の「台風の目」

実際にを見ていると、来年の子供の姿を思い浮かんでいた。ちゃんと仲間と一緒にあんなに太い棒をもって走り抜けられるかな?

途中で転んだりしないかなとか妄想し、3度めの涙。

 

4年生の「ソーラン節」

力強すぎる!え?3年生までは何だか緩い感じだったのに、4年生になると急にレベルが上がったぞ!全員顔が真剣だ!

4年生にも、知っている児童が複数名いるので、普段の姿を知っている身としては「あんなにちゃんとできるんだ!すげー!〇〇ちゃーん!〇〇くーん!!」と感動し、涙する。

 

もうここまで何度泣いているのだろう。泣く予定なんて全然なかったのに、子供の運動会は「自分の子供が主役」だと思っていたけど、

「子供の友達、その友達のご兄弟さん、ママ友の子供、その後兄弟さん、名前は知らないけれどもちょっと気になる子」と、目がいくつあっても足りない!と言う状況で運動会を貪欲に楽しんでいる自分がいる。

 

そして5年生の「クラス対抗リレー」

泣いたね。一番最下位になっているクラスを応援していた。みんなよく頑張って走ったよ・・・最下位のクラスのアンカーが走り切った後は拍手の嵐だった!わぁあぁ子供が5年生になったら、もうずっと興奮しているだろうなとここで予習。

 

 

一番の見どころである6年生の「組体操」

もう運動場に全員待機している状況で「空気」がピン!としている。

これから何か大きなことが始まる予兆である。

(1年生のように、みんなぁ!がんばるぞぉ~!という感じでは全くない)

 

私世代の組体操は危険が付きまとう組体操だったが、今はそこまでは無理はしていない組体操になっている。

それでも・・・・何度も頑張って倒立に挑戦する姿、全員ちゃんとできたサボテンや電柱、三人タワー、最後の3段ピラミッドはハラハラした気持ちになった・・・

そして6年生最後の「旗」を使った演技は圧巻でした!

この子たちはたった5年前まで「1年生」だったのに、ここまでよくご立派になりましたね、来年は中学生なのね、もしかしたら受験で離れ離れになる子もいるかもしれない、こうしてご縁あって同じ小学校で力を合わせて「演技」ができるのは今しかないのかという気持ちになり、とめどなく涙が出てくる・・・

 

涙を流しているのは私だけではなく、6年生の親はカメラを片手に涙し、手を握りながら演技ができるように願う親。

子供の運動会に出席できるのは、人生で最後かもしれないと噛みしめながら観戦しているのだろうと思うと、案外子育ての終わりというのはあっという間かもしれない

(※中学以降の運動会は親が出席するのは少ないらしい)

 

 

パリオリンピックでもここまで応援はしなかったし、ここまで涙することもなかった。

けれども、プロアスリートでもない「普通の児童」が懸命に頑張る運動会でここまで感動するのは、やはり「人の親」だからだろうなと思った。

 

ちなみに最後の校長先生の挨拶でも泣いてしまった。

だって校長先生泣いているから、もらい泣きするよ。

校長先生の挨拶は児童はほぼ聞いてないだろうけども、保護者はがっつりと聞いている。

今までの練習の苦労や天気に振り回される教職員のやるせない気持ち、一部の保護者によるクレームがあったのだろうと考えると「深い感謝」しかない。

 

(写真を貼りたいところだが、一応私は匿名ブロガーかつ他の児童のプライバシーをさらすわけにはいかないので、今回は申し訳ないですが「ひよこ編集長手作りお弁当」ということで)

 

 

執筆者:みつき

X:@mitsuki16174584