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UFO焼酎を飲んだ。

 

いぶお待たせしてしまいましたが、久しぶりに宇宙食記事をお届けしたいと思います。実を言うと今回は宇宙食ではなく、宇宙酒です。宇宙の力が宿った酩酊物質を紹介させていただこうと思います。


前回の記事はこちら🪐

hiyokomagazine.hatenablog.com

 

 

 

これまでの記事でも紹介してますが、「UFO物産館」という施設内にて宇宙関連の食品を購入しています。店内にはあの超有名超常現象情報誌、『月刊ムー』とのコラボ商品も置いてあり、宇宙好きを散財させて路頭に迷わせた挙句にキャトルミューテーションされる流れが見える罪作りな施設となっております。そこで今回購入したのがこちら。

 

 

 

www.asahi.com


UFO焼酎です。国際未確認飛行物体研究所(UFO研究所)と、月刊ムーとの共同開発による「宇宙人も酔わせる焼酎」。720ml。税込1,980円の米焼酎となっています。ラベルが素敵です。飲んだらキャトルミューテーションされそう。

 

ラベルの裏を拝見。醸造元は米焼酎の「ねっか」で有名な奥会津蒸溜所。ピンカラ石というパワーストーンが福島市飯野町付近に散在するのですが、その石の近くで焼酎を数週間寝かせた上で、こうして販売しているようです。


となると、石から相当な量の宇宙的な残留エネルギーを得ていると思われますし、どうなるか分かりませんので、私は自分の部屋を綺麗に掃除して、今までありがとう、なんかあったらよろしくと家族にひとこと告げたのち、早速開栓しました。

 

まずはロックでやってみたところ、最初に感じたのは香りがとてもいいこと。いわゆる「吟醸香」といわれる華やかな香りに近いものを感じる。それからちびちびと味を確認すると、やはり米焼酎なので風味にクセがなく、やや甘味を感じる口当たりはとても柔らかい。

 

焼酎は度数の高いぶん、アルコールの風味がやや強くなってしまうのは避けられないものですが、そういった部分をあまり感じさせず、清涼感のあるクリーンな味わいとなっていました。この風味の綺麗さには、やや工業的というか、UFOをイメージさせるところがある。土俗と先端技術の合の子的な。

 

そのあと水割りにもしてみたんですけど、いたって穏やかな風味ですね。これは余計なことをせず、ロック、水割り、お湯割りあたりで味わうのが正解と思います。さっぱりした料理と合うでしょうね。これからの時期だったらカツオのたたきとか、素麺なんかと一緒にやるとちょうどいい塩梅だと思います。

 

さてここからが本題で、宇宙物質を取り込んだ私に宇宙的存在が接触するのか。それを確かめねばなりません。そのために私は自室を雑巾で磨き上げ、なんかあったらよろしくねと家族に伝えたわけです。てことで庭に出て、夜空の下でしばし待ちました。

 

結果、私は大量の蚊に刺されて脛のあたりがぼこぼこになってしまいました。しかもこの日の夜空は薄く曇っており、星ひとつ見えない。いや、かえってそういう日だからこそ、光が見えれば未確認飛行物体である期待も高まるのですが、いくら待っても光源は確認できず。ということでまだ私は地球におります。

 

寄稿:ほし氏


口から出まかせ日記【表】

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