写真と文

誰でも参加自由。メンバーが共同で作る WEB 同人誌

かっこつけてました( ;∀;) 

どもども、写真と文どころか自分のブログさえも遠ざかってるイチイチです。

 

ねえねえ、イチイチ君なに読んでるの?

 

ああ、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」

 

あ、それって村上春樹の小説に出てくるよね?

 

へ~そうなんだ(と言いつつ知ってる)

 

アタシ読んだことないんだよね~

 

貸してあげようか?

 

ありがとう!

 

 

 ロックだ文学だとカッコつけたことを言いつつ、大学生のころはこういう女子とのとっかかりを期待して本を読んでいたフシは否めないのですが、実際にそんなことは一度も起きませんでした( ;∀;)

 

 まあ、それでもカッコつけたいという方向性がなんかトチくるって、とにかく評価の高いものは片っ端から読んでみようといろいろ読んでみたのです。が、正直わからないものも多かった!

 

で、そうなると、、、

 

イチイチ君!この間難しそうな本読んでたけど、どんな感じなの?

 

ああ、あれね、すごく評価が分かれると思うんだけど、なかなか内容が濃くてさあ、、

ま、俺の説明より読んだ方がいいと思うよ!

 

 と、お茶にごしまくりになるわけですWW

 

 ただ、20代のころに理解できなかったような本も30歳とか40歳超えると理解できたりすることもあり、ああ、やっぱ読んでおいてよかったな~と思うことも最近多くなってきたんですね。

 

で、確か30代の後半ごろかな?

小説家の池澤夏樹さんが選んだ世界文学全集が出版されて、まあカッコつけたいインチキ読書家の私は第一集から買い始めて、読んだわけです。

全部で30巻発売されましたが、難しすぎて14冊で挫折しました( ;∀;)。

www.kawade.co.jp

 

しかも、その14冊中、当時、これは面白かった!と言える作品はたったの3作品でした( ;∀;)

 

で、まあ、色彩の美しい本だったので、自宅の本棚の飾りになってたのですが、もしかしたら今読んだら年齢も重ねたし、少しはその良さに気が付くのでは?と、思い、当時全く理解できなかった作品を十数年ぶりに再読してみました。

昨年末から今年にかけて、何冊か再読していったのですが、、、

 

先日読み終わったのがこちら

ロシアの巨匠、ブルガーコフの作品

「巨匠とマルガリータ」

 

 

 

 

読んだ当時はチンプンカンプン、しかし、アマゾンでの評価のすごいこと、★4.5ですよ!

きっと今の俺なら!!!!!!!

 

しかし、50過ぎてもチンプンカンプン。

 

って言うか、これ読んだ人の理解力本当???

誰かが「すごい作品!」って言ったから、わからなくてもこれ名作だ!って言ってるだけじぇね???

 

と、自分の読書力のなさを棚に上げてしまいたくなるほど難しかった( ;∀;)

 

せいぜいわかったのは、

悪魔がいろいろ悪さする

いろんな人が精神やられる

巨匠と呼ばれる小説家の作品(キリストを処刑したエルサレム総督が主人公)が入れ子式で記述されている(ロシア文学だけにマトリョーシカ的な?)

 

誰か読んで僕に解説してください( ;∀;)

 

うんわぐっく!!