居酒屋で「このポコチン野郎!」という声が聞こえた。
それはおかしい。
なぜなら、大概の野郎はポコチンなのだ。
このエラ呼吸魚類!とか、
焼肉 焼かれ亭 梅田店!
と言っているようなものだ。
私も長年ぶら下げてきた実績があるので、そんじょそこらの女子にポコチンの分野で負ける気はしないのだが、ジェンダー平等がアレコレと言われてしまったら、ぶら下げ損のような気がしてならない。
ジェンダー平等ランキング2023の日本は目も当てられない125位だった。私もジャパンのポコチン野郎として、なぜ125位なのか考えてみたのだが、
同性の結婚を認めろ!
女性にも活躍の場を作れ!
言い方が怖いのだ。
そんなに強く言わなくてもおっしゃっている意味は分かるのでこちらも理解しようと努めるのだが、脅迫的な言い方に委縮してしまうのだ、ポコチンと一緒に。
ジェンダーレス社会というと伝わりにくいが、いわゆる「男女平等」である。女性が男性に「セクハラだ!」と言う文句を、男性が女性に言っても良いということになるが、男はハゲだのクサイだの言われて「セクハラだ!」と言い返せば「小さい男だ」と吐き捨てられるのが125位のニッポンなのである。
さて、冒頭の「このポコチン野郎!」を言ったのは男か女か。男の私がそういう所を聞き流すから、125位なのだ。
寄稿:日照ノ秋人
くだらない、は時代遅れ。
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