ゴールデンウィーク、帰省したのですが、
父の運転で神奈川県平塚市にある花菜ガーデンと言う花園に薔薇を見に行って参りました。
わたし達が行った時はまだつぼみの薔薇から満開〜散りかけのものまで様々な薔薇があり、
まだしばらくは薔薇を楽しむ事ができそうな感じでしたが、今から行って楽しむ事ができるかどうかは運かもしれません。
(ローズフェスティバルは6/9までだそうです)
薔薇の花はもちろん見るだけで楽しいのですが、薔薇の名前を覚えるとより楽しむことができる気がします。
その薔薇にどうしてこの名前が付けられたのか?由来を調べる前にあれこれ想像しながら鑑賞するのです。
いくつか薔薇の写真を載せます。
「ベティ・ブープ」は赤と黄色もしくは白のツートンカラーで、ベティちゃんのセクシーでコケティッシュと言う2つの魅力を表現しているのかな?とか
「カトリーヌ・ドヌーヴ」は大女優のイメージにぴったりな大輪の八重の薔薇で香りもゴージャス。
「ロアルド・ダール」は無邪気でふんわりした感じのイエロー。ダールの皮肉っぽい感じはしないけど、綺麗。
「希望」は赤と黄色のツートンカラーだけど、赤く血塗られた状態であっても日はまた昇るとかそう言うメッセージ??
「トム・ブラウン」のアンティークな感じのイエローピンク、とても好きなのだけど、トム・ブラウン…お笑いの人しか思いつかないな笑
大輪の八重の薔薇で華やかではあるけれど優しいピンク色はそのお人柄を表しているのか?「プリンセスマサコ」、そしてその御息女愛子様がお生まれになった時に作られたのが「プリンセスアイコ」。
親子なので同系統のピンクにして、雅子様の薔薇は落ち着いた大人の女性のイメージ、愛子様の薔薇は可憐な感じにしたのかな。
こちらは「プリンセスサヤコ」。紀宮様の薔薇ですな。わたしはツートンカラーの薔薇が好き。
こちらの深いベルベットのような赤い薔薇は「シェイクスピア」。舞台の緞帳のようでもあり、偉大な劇作家の書斎のような感じでもある。
「シャルルドゴール」。ナチスに抵抗し、フランスの首相となった英雄的人物ですが、もしかしたらプライベートはダンディなイケオジだったのかもしれない…と思わせるオシャレな紫。
と、沢山の薔薇を紹介してしまいましたが、花菜ガーデン、中国〜ヒマラヤ地域に生息していたと言う薔薇の原種をまとめて植えていたり、
不思議の国のアリスがトランプの兵士から逃げ惑った赤の女王の庭をモチーフにしたお庭があったり、
芳香の強い薔薇をまとめて植えてある場所があったり、
各国のプリンセスの名を冠した薔薇をまとめて展示してある場所があったり、
つる薔薇を這わせたゴージャスなアーチがあったり、一日中楽しめる場所でした。
そうそう、薔薇って花そのものだけでなく、その芳香も魅力的ですよね。
個人的な印象ですが、赤系統の薔薇は「これぞ薔薇」と言う感じの華やかで強い香がするものが多い気がします。白系統の薔薇はレモンのような爽やかな香がする気がします。
芳香薔薇のコーナーもありますので、是非香りを楽しんでみてください。
花菜ガーデン、ローズフェスティバルの時期は入園料が割増になり大人1000円となりますが、薔薇が満開の時期に行くなら充分払う価値があると思います。
なお、各種障害者手帳を持っている場合、提示すると入園料が無料となります。
薔薇以外にも、カレル・チャペックの家と庭を再現した場所があったり、富士山が見えるフォトスポットがあったり、芝生の広場では無料で椅子を貸し出しており、チェアリングができたりします。
テントなどの持ち込みも可能なようです。
薔薇は秋にも咲きます。花菜ガーデンでも、秋にもローズフェスティバルを開催するようです。
なので今回春のローズフェスティバルは行けなそうでも、秋の薔薇の時期に行くのも良いかなと思います。
お気に入りのアンティークな雰囲気の薔薇たち
https://pooroldsoul.hatenadiary.org/
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